道具の話

おそらく、一般的なフュージング、バーナーワークの工房のイメージを払拭するんじゃないか?くらい、加工設備があまりにも騒然とめちゃくちゃせまい加工場(室)に所狭しとそれでも安全確保しつつひっきりなしに置いてありますので、立ち入りがほぼできない状態に近い、あまりにも迷宮すぎてw?お見せすることもできませんが、製品を加工する上でそれら不可欠な『設備っ子ら』です。いや子じゃなく年季物ばかりです。電気工事のために来た業者さんが『工場レベル(苦笑)…』思いっきり引くレベルです。

中には昔ながらの加工機など今ではもし故障したら直せない、直す人がなかなかいないかも…レベルのものも普通にあります。そういったものを壊れたら試行錯誤しながら修理して使いますから、自ずと道具を直すための道具などを自作したりw、現状無いパーツをどうやって何かで代用して使うことができるか…を長年出くわす度に続けることによって、全然関係のないスキルが身に付くようになってたりもします。

そもそもガラス制作用の道具は実は限られているものとなってしまいますので、場合によってこれも自作する必要があります。使いづらかったらさらに加工する、『全然アカ〜ン…』『失敗ダメじゃん〜』…も少なくありませんw。そのようなことを繰り返す中で、おかげさまでガラス焼成用電気炉の修繕など、気がついたら得意分野になりました。さすがに安全なものの部類に限られますが、それと、金属加工系の職人さんなどの技術には到底追いつくわけないし、工業系の学校などを出ているわけではないし、また電気のことは流石に永遠のど素人なわけで、ただ必要なこととして身についたことのおかげで、例えばちょっと自動車のメンテナンス、補修が自力できたり、ちょっとした家具などを修繕したり作ったりということができたり、全然関係ないようでおかげで色々とラッキーな副産物の習得がそれなりにあります。今では世の中にある製作物は壊れても大概直る、という考えに至ってます。

子供の頃を思い起こせば、家具の引き出しに無造作にハンダごてや、工具が揃っていて、家電やら何やらが壊れると父親が背面カバーなどを開けてとりあえず修理、なんて場面も日常普通にあったことを思い出します。

いつしか機械の修理一つとってもかつては『めんどくさい』『わからない』だったのが、もちろんまだまだですが、あの〇○〇ベースTさんのお言葉、『めんどくさいのが楽しい』と思えるようになったのかもしれません。やっぱりものづくりのプロセスはこれがかけがえのない醍醐味かなと…ごくたまにガラスとは関係のないちょい修繕を頼まれたりもしたりしてます…

FLAT CREW’s WOOD-DECH Space

FLAT CREWの店先にはちょっと年季の入った…

♂のほうのD.I.Y.による、少々広いウッドデッキがあります。

夏季はそこに天候の良い日などはタープをセッティングしてあります。

悪天候の場合、立ち入り禁止となりますのでご了承ください。

(このスペースでの水、ソフトドリンク等の飲料は自由ですが、感染症対策等のため、各自にてご持参ください。)

D.I.Y.趣味の♂が手直しに手直しを重ね”進化?”し続ける

かなりワイルドな?ウッドデッキです。